鍵盤の上が人生【2018年1月2日号】

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鍵盤の上が人生

即興演奏をしていて思うことは

鍵盤の上が人生だ

ということです。

どういうことか??

即興演奏」とは

「すでに書かれた曲を演奏するのではなく、

演奏しながら自発的に音楽を作っていく

ことです。

つまり、

ちょっと想像してみてほしいのですが

あなたが、ピアノなりエレクトーンなり電子ピアノなり

とにかく鍵盤の前に座って

「即興で何か弾いてください」

って言われた時のことを。

初めての人はきっと

「え??? そんなんできません。。。。」

とおっしゃるかもしれません。

でも、こう言われたらどうですか??

「別に音楽にならなくてもいいですから。
 自由に音を出してみてください。
 全てあなたの自由です。

 上手いも下手も、
 ちゃんとした曲になっているかどうかさえも

 全く、関係ありませんから♪」

そこで、あなたは、

まず「ド」を叩いてみます。

さぁ、次、どの音に進みますか??

「レ」?? 「ミ」?? 「シ♭」?? 「ソ#」??

ほおっておくと

今鳴らしている「ド」の音の残響音は

どんどん小さくなっていって

やがて消えてしまうでしょう。

勇気を出しましょう。

次、どの音に進みますか??

***

【間違った音】なんて、

即興演奏においては存在しません。

だって、既に誰かが作曲した曲を弾くわけじゃないんですから。

つまり、弾き間違えなんて、存在しません。

あなたが、今その瞬間に作り出してるわけですから。

さぁ、勇気を出しましょう。

「ド」の残響音が消えない内に、

たとえば、

次に、「レ」を叩いてみた。

すると、

「ド」と「レ」が混ざったハーモニーが

響き始めます。

伝統的なクラシックを教えるピアノ教室などでは

同時に鳴らしていいのは、

基本的に、ひとつ飛ばした音です。

つまり、「ド」と「ミ」とかですね。

隣り合わせの音を同時に響かせるのは、

クラシックはあまり許してくれません。

でも、鳴らしてみて分かるのですが、

「ド」と「レ」と「ミ」を

同時にベチャッと叩いてみると

結構、キレイで美しい和音ないんですよ?!

余談ですが

私は母親にピアノを習わされていた
5歳ぐらいの頃

隣り合った鍵盤同士を同時に鳴らしたときの
「ベチャっ」っていう音の響きが
たまらなく好きでした。

その後、中学時代に耳にした
坂本龍一さんの音楽に
同じ響きを聞くことになるのですが・・・。

さて、あなたは、

刻々と流れていく時間というリズムの上で

どの鍵盤を叩くのか、今すぐ決めないといけません

ただし、

どの鍵盤を叩くこうが、あなたの自由です。
どの鍵盤を叩いてもOKです。
誰にも何にも文句は言われません。

その瞬間の気分で
その瞬間のインスピレーションで
その瞬間の心の情動に任せて

鍵盤の上でダンスをすればいいわけです。

あなたの両手の10本の指に
ただ「自由」を与えてやればいいわけです。

その結果

紡ぎだされた「音のカタマリ」

それがあなたの「音楽」です。

その瞬間に立ち上がる「響き」「リズム」

それがあなたの「心の景色」です。

情動の波を感じ取った10本の指が

鍵盤の上で踊りながら紡ぎだされていくのが

今、その瞬間の、あなたの心を表現していくことになるのです。

「即興演奏」って「人生」と同じなんです。

常に、本番です。

ただし、間違った音なんて存在しません。

全て、あなたの自由です。

さぁ、自由に生きましょう。

人生、すべて、あなたの自由なんです。

本当はね。

この文章を書きながら、してみたくなったので、

久しぶりに、録音してみました。

即興ということを強調したいので

本当に、一発録り、つまり無修正です。

↓↓↓

http://afourboy.tumblr.com/post/169205344001/shinpei-makino-20180102

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